その時の気分やお料理に合わせてお好みの度数で味わう。
お食事との相乗効果もお楽しみください。
焼酎よりも比重の重い「水」を後から注ぐことで、グラスの中で対流が起こり、混ざりやすくなります。
どんな水を使うかでも水割り後の味わいは微妙に変わってきますので、軟水と硬水などの性質の違いを考えながら割ってみるのも楽しいです。
軟水では熟成焼酎の円やかさにすっと融け合うようになじんで、優しく旨味を引き立ててくれます。また、硬水で割ると熟成焼酎の風味と水のミネラル分がからみ合い、くっきりと主張のある味わい、飲み応えのある味わいが感じられます。
水割りにも氷を入れる「水割りロック」と氷を入れない方法とがありますが、水割りロックでは、水が入って軽減されたアルコール度数に氷が加わり、低い温度になることで、甘みを感じやすくなり、爽やかでスムースな味わいを楽しむことができます。また、氷を入れない場合では、和らいだ口あたりにより熟成焼酎がもつ様々な風味を優しく感じることができます。
飲む一週間ほど前から水割りをしておく「前割り」では、水と焼酎の成分が割った直後よりもよくなじんで、さらに円やかな味わいを楽しむことができます。