製造上の基本方針
1、伝統の製法を守りながら革新を怠らず高品質の焼酎造りを追求し続ける
1、焼酎本来の風味を大切にし添加物を一切使用しない
1、最低3年以上の貯蔵期間をおいて充分熟成した製品を出荷する
地域の実りを活かした焼酎造り
蔵の在る朝倉市周辺、筑後川の流域に広がる筑紫平野では、原料となる大麦の生産が盛んです。
ハルシズク、ほうしゅん、はるか二条など様々な大麦の品種が栽培されています。
それぞれの品種をよく理解し、麦に含まれるでんぷん質のみならず、たんぱく質や脂質にも着目しながら、それらの特徴を最大限に活かした味わいを醸し出すべく研究を重ねています。
受け継いできた 貯蔵熟成技術を次世代へ…
「貯蔵・熟成」には永年こだわりを持ち、取り組んでおりますが、現在、オーク樽やタンク、かめ等の貯蔵方法によって多くの個性ある味わいが育まれており、そのことが当蔵そのものといえます。
「熟成」による味わいの変化はとても奥が深く、まだまだ解明されていないことが多くありますが、皆様にご愛飲いただくことで、蔵はささえられ、少しづつ熟成焼酎の特性が明らかになってきました。まだまだ大きな可能性と魅力を秘めた熟成焼酎に向き合い「継続」を第一に、これからも皆様とともに「熟成」について探求してまいりたいと思います。